どうも、楡井です。
率直に、違和感でしかないこのタイトル(笑)
よくFXで、「裁量教えてください」とか「テクニカル教えてください」って言われます。
分かってないなーって感じ。
現代のFXだと、取引方法は大きく分けて2つです。
自動でやるか、手動でやるか。
自動売買だと、MT4で稼働するEA(エキスパートアドバイザー)が一般的ですね。
手動は、手でポチポチやるやつ。
さて時代は遡り、まだインジケーターって概念が無かった頃の話。
株取引がメインで、証券会社からの電話営業で買うのが一般的でした。
だから分析もへったくれもない。
そんな時、数学的に判断する人たちが現れました。
一定期間の平均値を求めて、その値と現在値がどれくらい乖離しているか?
とか、
一定期間の値動きから偏差を求めて、確率的に値動きを判断する。
前者は移動平均で、後者はボリンジャーバンドです。
ちなみに、ボリンジャーバンドはボリンジャーさんが作ったからボリンジャーバンド。(ジョン・ボリンジャー著の本を読んだことある)
こうやって、数学的に、感情無く無機質に、機械的判断で取引することが「システムトレード」と呼ばれるようになったんです。
だから、なんかインジ見てトレードするのって全部システムトレードなんですよ。
現代だと、自動売買=システムトレードって思われがちだけど、半分正解で半分間違いですね。
では、裁量取引とはなんぞや、テクニカル分析とはなんぞやって話。
テクニカル分析は、ボリンジャーバンドとかを見て判断すること。
つまりテクニカル分析でトレードするのがシステムトレードですね。
では裁量取引とは?
裁量、すなわち自分の感覚値でトレードすることです。
経済指標を見てトレードするのは裁量取引と言えます。
しかーし、「テクニカル分析の裁量取引」みたいな表現をする人がいるんですよね。
教わる側にも、教える側にも。
前述した私の説明をもとに考えれば、言ってることがメチャメチャな表現です(笑)
まあどうでもいいことなんですが、とりあえず、
「テクニカル分析の裁量取引」
って言ってる人がいたら、素人くさって思ってください。