どうも、楡井です。
経済とか、物価とか、そんな話って初めて教科書に出てくるのはいつでしたっけ?
多分、中学1年?
ただ、鮮明に覚えていることがあります。
円安円高の話は中2です。(今は知らんが)
これ覚えてるのには理由があります。
ある時、授業で先生(名前は覚えてるがS先生)が円安円高の説明をしました。(ほぼ教科書を読んだだけ)
楡井少年、こう質問する。
「1ドルが100円を超えていくことが円安で、下回っていくことが円高ですか?」
と。
その瞬間、先生は笑ったんです。
全然理解できてないじゃん、と。
次の瞬間、明確な説明も無くさらっと流され、話は次のページへ。
それから時は経ち、楡井慎也はFXトレーダーとなり、外国為替の専門家に。
今なら誰よりも詳しく円安円高を説明できますね。
私は分かってしまったんです、あの時先生は、説明できなかったんだと。
なぜなら、理解できていなかったから。
先生は確実に、円安円高の理屈を分かっていなかったんです。
楡井少年は通貨レートが絶対値だと勘違いした。
はっきり言って、この間違いは全然恥ずかしいことではないです。
そう思ってる人なんて大人でもいくらでもいます。
むしろ、そう質問できる子供は相当センスがいいです。
では先生に模範解答を教えてやろう。
モノの値段は必要とされる度合い(つまり人気)で変化する。
通貨も同じだから、1ドル=○○円も変化し続ける。
だから、1ドル=100円という基準点は無くて、「昨日100円で今日101円になったら、昨日に比べて円安に進んだ」という表現になる。
これだ。
沢山勉強して、今では誰よりも詳しくなったよ。