今日の英会話教室は講師がアメリカ人でした。
アメリカ行ったことある?って聞かれたので、NYとハワイとサイパンに行ったことあるよって返答。
そしたら、「ワッツ?」
何が起こったのかよく分からず、あ、サイパンの発音が悪かったのかと。
サイパン、サ・イ・パ・ン!
理解できていないようで、スペルを教えてくれと、あんな簡単なスペルを。
その場ですぐググり始め、サイパンの写真とウィキペディアの説明を見る。
そこで衝撃の一言。
「へぇ、アメリカ領土なのか」
私が、サイパン知ってる?って聞くと、「知らない」
なんとサイパンを知らなかったのです。
何かの冗談だと思って後で調べました。
そしたらなんと、アメリカ人でサイパンを知ってる人はあまり居ないんだとか。
そもそも第二次世界大戦まで日本の沖縄県だった上、アメリカ本土から遠いので行く人いないみたいです。
サイパンにいくらなら本土や南米にリゾート地なんていくらでもあるし、なんとなく知ってる小さな離島くらいにしか思っていないんだとか。
しばらくカルチャーショック状態だった私ですが、冷静に考えました。
例えば、粟島(あわしま)って知ってますか?
ほとんどの方が知らないと思いますが、粟島は新潟県にある島です。
実は新潟には佐渡ヶ島だけでなく、粟島という島もあるんですよ。
ちゃんと人も住んでます。
今はどうか分かりませんが、島には1つだけ横断歩道があって、うちの父親が勤める会社で年に1回その横断歩道を引き直しに行くという仕事があると聞きました。
そう、つまりアメリカ人からすればサイパンは粟島みたいなものだってことです。
アメリカには離島なんて沢山ありますし、サイパンはその中の1つでしかない。
私達が日本に居て、アメリカ人なら知っているだろうといった感覚値はとんでもなく間違った固定概念だったということ。
日本人だったら全員日本酒が好きって思われているようなものですね。
やはり、その国のことはその国の人に聞く。
モニター越しじゃ分からないことは沢山あるんだと感じました。