伊豆から都内に戻る際に毎度お馴染みなのが渋滞です。
実は渋滞の発生原因1位は交通集中、事故でも工事でもなく。
なんと交通集中が原因の76%も占めています。
原因は、主に坂道の手前で速度低下することです。
後続車がブレーキ、またブレーキと連鎖していく。
大げさな話、全員が一切速度低下しなければほとんど渋滞は発生しないのかもしれません。
これ経済でも同じことが言えます。
不景気って言い換えると経済の渋滞です。
今日本は賃上げしよう!で頑張ってますが、そもそも企業が儲からないと賃上げできません。
企業が儲からない、賃上げできない、給料少なくてお金を使いにくい、企業が儲からない・・・これの負のスパイラル。
卵が先か鶏が先かみたいな話です。
なので簡単な話、みんながせいのでお金を使えばいいんです。(簡単に言ってますが)
使ってほしいので、低金利など金融緩和してるわけなんですけどね。
ただ、もっとシンプルな方法があるんじゃないかと思うんです。
それは、国民に対し以上の理屈を説明したうえで、もう少し贅沢してみてはいかがでしょう?とお願いする作戦。
もちろん、一定数は炎上するでしょう。
ただ、日本国民全員が1日にもう100円だけ支出すると、年間で4兆5990億円にもなります。
たまにはご褒美!みたいなキャッチフレーズで、洗脳的に消費を促すのはそんなに難しいことじゃない気がするんです。
事実、アメリカのGDPの内訳で7割が個人消費なのに対し、日本は6割で10%も差があります。
なので大抵の人は使えないわけではないはず。
大抵は言い過ぎかもしれませんが、ミドル層以上なら十分可能です。
お金がない人だって、そもそも企業が儲からないから賃金が上がらないのであって、せいので使うことは大事な気がします。
とまぁ、渋滞に巻き込まれて感じたことでした。