昨日、大好きな立ち飲みのイタリアンに行ってきました。
お店が神楽坂になってしまってから全然行けてなくて。
今回は2度目の訪問。
ここの料理は世界一美味いイタリアンだと思ってます。
ワインのセレクトも完璧で、全てが申し分ない。
店主さんは元々目白で雇われの店長をやっていて、その頃は毎日のように通ってました。
その頃、多くの常連さんと仲良くなったんですが、1人80代のおじいちゃんがいて。
脳梗塞で何度も倒れているため、後遺症で歩行と会話が不自由でした。
にも関わらず、ワインと葉巻を嗜む。
いつも美味しい葉巻を下さいました。
私、タバコは辞めたんですが、シーシャと葉巻は今でも好きでたまにやります。
その方がくれる葉巻は甘いフレーバーで、今でも覚えていますね。
そのおじいちゃん、2月に亡くなったんだそうです。
店主さんが教えてくれました。
死ぬ間際までワインと葉巻をやっていたんでしょう。
神楽坂の店舗には一度も足を運んでいなかったそうで、それだけが心残りだと店主さんは言ってました。
まぁ足が悪かったので仕方ないです。
残念なのが、その方の会社を相続できる親族が1人もいなかったんだそうで。
奥様は死別しており、多分ご子息はいらっしゃるはずなんですが。
仲が悪かったのか、経営スキルの問題で辞退したのか。
取締役の数人で分けることにしたんだとか。
それにしても、人はいつか死ぬんだなと感じました。
私も、一昨年緑内障が発覚して、去年は首のヘルニアになり、確実に体は衰える一方。
これすなわち、死に近づいているのでしょう。
もうそろそろ人生折り返し地点、健康で全力に生きたいもの。
1日1日は大切なんだなと思う出来事でした。