ホームレス生活から一変、子供ができて結婚することになってから早1ヶ月。
飲みに出る回数も減り、スーパーへ買い物に行くことが増えました。
そこで感じるもの、それは、物価の上昇です。
今更かよと言われても仕方ないところで、スーパーへ行くことなんてほとんどありませんでしたし、そもそも半分は日本にいませんでしたから。
当然知ってはいたものの、最近ひしひしと感じますね。
やはり物価を一番感じるのはスーパーなんだなと。
昔は100円や200円そこらで買えていたちょっとした惣菜が350円とかです。
野菜も高い高い。
これは、先進国なら世界的にどこもそうなんですが日本が抱える問題は、物価の上昇に賃金の上昇が全く追いついていないということです。
他の先進国の場合、ほとんどの国は日本よりも圧倒的に物価が上がってます。
しかしその分、きちんと給料も上がっています。
なぜ日本がそうならなかったかと言うと、まずは長年のデフレ慣れ。
これをデフレマインドと言いますが、「他店よりも1円でも高かったら言ってください!」みたいなことをやっていたからです。
加えて、日本企業は給与改定のスピードが極めて遅い。
だから売り上げも伸びない、給料も上がらないのスパイラルが生まれていました。
そして国も企業も両方に言えることですが、成長戦略への投資が弱く、労働人口の減少も相まって日本の労働生産性は先進国の中で最下位クラスです。
そこに致命的な追い打ちとして円安による仕入れ価格の高騰。
ここ数年で日銀が掲げる物価目標は達成しましたが、それは仕入れ価格の高騰によるものなので悪いインフレとなります。
私はサラリーマンやめて15年経ちますが、収入はサラリーマン時代の10倍ほどになりました。
ここ15年で日本の物価は10%ほど上がったと言われているので、私は物価に圧勝です。
増加率で計算すれば実質的に890%勝ったと言えますね、10倍近い購買力アップになります。
では今後、日本の物価がどうなっていくのかといえば、それは間違いなく中長期的に上昇していくでしょう。
それはもちろん日本の成長によるものも含まれますが、上記に挙げるような日本の弱さや悪いインフレ要因が出てくれば、物価上昇に対して給与が引き離されていく、すなわち実質賃金が上がらない状態も起こりえます。
今後、国や企業に頼らず物価上昇に勝つためには、収入アップをしなければなりません。
会社の給料が上がることを期待し待っているだけでは全然ダメだということです。
それどころか職はどんどんAIに奪われていきます。
収入が急に増えたり、今ある資産が爆発的に増えるなんてことは宝くじに当たるくらい望みの薄いこと。
そういうマインドの人たちが詐欺にあいます。
この記事のタイトルにもある通り、必要なのは準備です。
首が回らなくなってからでは手遅れ。
今ある仕事とは別に、いつでもどこでもできるような何か収入口を作る準備をしていきましょう。

都内最大級無印 © 楡井慎也(ニレイシンヤ)
さて、本日は引っ越しの準備も兼ねて都内最大級の無印に行ってきました。
食事までできてビールもある!
なかなか楽しめましたが、ここにも物価高騰の波が。
9月から値上げになる商品が結構あるみたいですね。
レトルト食品結構美味しいので、悲しい声が聞こえてきそうです。