年初恒例のドル円レンジ予想です、が。
今月、来月、年内にどの辺まで値動きすると思いますか?
という質問はよくされます。
これ、難しいと言うか無理があるんですよね。
理由として、今、一定期間後の予想をしても、途中でファンダ事情が一変してしまうと全てが変わってしまうからです。
とは言っても気になるところだと思うので予想します。
まず、ここ2年の最高値である約150円、ここまでは進まないでしょう。
理由として、米利下げが確実だからです。
それが無ければ再度試しに行き、2年連続で跳ね返されているのでレジスタンスラインは弱くなっていると見て、ブレイクからの一気に上昇はあり得ます。
ただ米利下げが確実なので、そもそも150円まで進まず、上限はせいぜい148円と見ます。
春先から米利下げが始まるので、それまでに上がったとしても148円が限界かと。
下限は130円、これは去年年初の水準であり、これ以上下落しようとしても反発で買いが入るだろうと考えます。
つまり予想レンジは130円~148円。
去年と真逆の展開になると思いますが、去年と同じくらいの値動きが有り得るかと思います。
あとはアメリカがどのタイミングで利下げしていくかです。
おそらく、1年の3分の2以上は時間をかけてくるでしょう。
そこで、もう1つの要素としては日本の利上げです。
早ければ1月から始まるのでは?と見ている専門家もいます。
もちろん、ドル円下落に勢いが増すでしょうから、その辺も総合的に考慮すると下限レートは130円かなと思います。
つまりは1年通してドル円は下落相場となるでしょう。
ただ、米金利発表前に下がってはまた上がりを繰り返すでしょうから、とりあえず売りから入っておけば楽勝とは言えませんね。
投機筋の出方によっては危険な場面も多いと思います。
私も日々頑張ってファンダを追いかけますので、ぜひ配信やブログをご覧頂ければ幸いです。