先日のFXトレード生配信中にこんな質問がありました。
「おすすめの本は何ですか?」
私は自信満々に後ろの棚から本を取り出し、これです!と。
近藤麻理恵さんの人生がときめく片付けの魔法。
視聴者さんは、「FX本が知りたいです」そりゃそうか(笑)
率直に、あまり無いと言うのが本音です。
あまり無いと言うか、FX本だけで1000冊以上は読んでいるので、これだと決めにくい。
思い出深いと言うか、大変勉強させてもらった本といえば豊島久道先生の本。
私がMT4のMQL4でコードを書けるようになるため勉強した本です。
当時2冊あったのですが、真っ二つに裂けてしまうくらい読みました。
コードの記載ミスを出版社に連絡したことがあるくらいです。
ただこの本は開発者向けの本であり、そうでない方にはあまりにも難しすぎます。
FXでは、これをやれば勝てるというのがありません。
それはゼロサムゲームだからです。
勝者がいれば敗者がいる。
株の場合はある程度ありますが、逆に何をやっても多数が負ける瞬間もあります。
昔、移動平均線だけで勝てる時代がありました。
そこに皆が群がる。
下手くそなサッカーみたいに、全員がボールに群がる感じですよ。
結果、それで勝つことはできなくなる。
なので、FXの場合は1冊の本から吸収できることはそう多くないのです。
初心者の方は初心者向けの本を1冊くらいは読んでも良いですが、それで勝てるようになるなんてことは絶対にない。
むしろ害がある部分もある。
なので、ある程度FXに慣れたら、とにかく多くのFX本を読んで沢山の知識を得る羽目になります。
ここで私が気がついたのは、それではきりがないなと。
例えばFXで負ける時、破綻する時は、ルールを破った瞬間だとか、イライラしたり焦ったりしていつもと違うことをやった瞬間だったりします。
それらって、FXのテクニックでどうこうできる問題じゃないと思うんです。
人間としての本質的な問題。
ということは、本当の正解はFX本じゃないところにあるのでは?
だから、近藤麻理恵さんの本を勧めたのはあながち間違ってはいないのです。
こういった精神論を嫌う人が多いのは分かってます。
でも事実、行き着くところはここです。
騙されたと思って、1度は近藤麻理恵さんの本を読んでみてください。