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極悪女王

極悪女王はダンプ松本さんの半生を描いたNetflixのドラマです。

最近の話題作ですね。

これを聞いてふと思い出したことがあります。

実は1年ほど前、豊島区や新宿区の辺りでダンプ松本さんの半生を描いた映像撮影のためにエキストラを募集しますというビラが配られていました。

まさかそれがNetflixのドラマだったとは。

このところNetflixのドラマはどれも当たってますね。

最近で言えば地面師たちが話題になっています。

私も見ましたが、かなり面白いと思いました。

私は普段地上波のドラマを見ることは一切ありませんが、Netflixのドラマはどれも面白いなと思います。

スキャンダルで干された芸能人もバンバン起用していくスタイル。

ピエール瀧さんはネトフリ俳優なんて言われてますね。

地面師たちではBGMを手掛けているのが石野卓球さん。

卓球さんの音楽は大好きで、昔レコードを沢山持っていました。

4つ打ちのスピード感あるBGMが地面師たちの雰囲気を最大限に盛り上げていましたね。

あの辺もNetflixのセンスの良さを感じます。

私がNetflixのオリジナルドラマとして初めて見たのがイカゲームです。

韓国、日本のみならず世界的に大ヒットしました。

まあ韓国のドラマはNetflixに限らず世界的にヒットしてるものが沢山あります。

それに対し、日本の民放のドラマで世界的に人気のあるものはほとんどないと思います。

理由としては、広告費に頼った制作費の限界や、民放として放送するにあたって表現に制限があることや、1本の時間、エピソード数にも制限があり製作に自由度が低いことが理由だそうです。

Netflixはサブスクによる収入源が主ですから、忖度しなければならない相手が限りなく少ないと言えるでしょう。

例えば新海誠監督の天気の子という映画がありますが、あの映画ですら映像内にスポンサーへの配慮があります。

映画終盤で池袋警察署から原付バイクで逃げるシーンがありますが、目白通りを左折する時に映るローソンは、実際はファミマです。

地上波放送はスポンサーへの忖度の塊みたいなもの。

そういったものが映像制作に対する自由度を著しく下げていると思います。

バラエティで紹介される飲食店なんかは、大半は広告費を払ってもらって店舗を紹介してもらっています。

たまたま町を散歩している中で立ち寄ったお店、みたいな演出がありますが、あんなのは茶番です。

そういった忖度の塊で作られた映像は今後見られなくなっていくでしょうし、Netflixのような自由度の高い環境で作られた映像は生き残って行くんでしょうね。

基本地上波の映像は広告の塊です。

これまさにステルスマーケティングであり、視聴者は誘導されています。

テレビで見たもをついうっかり買わされているんですよ。

こういったことを客観視できるリテラシーはこれからの時代大事になってくると思います。

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