先ほどのFXトレード生配信で良い質問をいただきました。
それは、40万円の資金に対して海外FX口座なら何ロットでトレードするのが正しいですか?というもの。
そもそもナンピンするとかしないとか、そういったルールにもよるので一概には言えないのですが。
ただこの方が言いたかったのは、ハイレバレッジがかけられない国内口座とハイレバレッジがかけられる海外口座でどのように取引数量を調節したらいいか?という意味だったと思います。
結論を言うとこれは国内だろうと海外だろうと関係のないことです。
つまり高いレバレッジがかけられるかかけられないかで取引数量が変わることはありえないということ。
高いレバレッジがかけられると少ない証拠金でポジションを持つことができる、ただそれだけのことでありそれ以上でもそれ以下でもありません。
だからレバレッジが高かろうが低かろうがある取引数量に対して利益が損失の進み方は全く同じだということです。
レバレッジが高いと証拠金が少なくて済みますから口座残高を目いっぱい使うことができ、強制ロスカットラインも低くなりますからより含み損を耐えることは確かにできます。
XMのように口座にボーナスが付与された際、ボーナスは残高がなくなった後に消費されていく都合上、ボーナスを当てにした分かった上でやるリスクの高いトレードをやる場合はレバレッジの高さが要求されます。
しかしそうでない場合、そもそも強制ロスカットにかかるかからないという次元でとっくにNGなトレードです。
なので繰り返しになりますが、レバレッジによって1トレードのリスクを上下させるべきではないんですね。
万が一に備え口座残高は目いっぱい使えた方が有利ですからレバレッジはなるべく高くしておいた方が良いというのが私の考え方です。
しかしそれは最悪の事態を見据えた話なので、それを考えるとレバレッジ的には国内口座だろうと海外口座だろうとどっちでもいいと思います。
1回のトレードで背負えるリスクの量は口座残高、つまり資金量によって変わってくるものだと覚えておいてください。